NEW RAZARTE 開発物語

世界一のレザーを作ろう!・・・第5巻

2001/5/25

樹脂モデル

前回のレポートでご紹介した、秋田県工業技術センターの永田氏から連絡が入った。

依頼していたRAZARTEの三次元データの計測が終わったのだ。

「今日来れば光造形システムがモデルを作っているところが見れますよ--!」

というお誘いに、さっそく押しかける山本であった・・・!?

左の映像は三次元CADにしっかりと入力され、デジタル画像として美しく映し出されたRAZARTEのものだ。

どことなくF−1グランプリの番組のタイトル映像の雰囲気に似ている・・・永田さんに感謝!

どんな角度からでも見れるようになっているんだよ・・・!

色も好きなように変えられるんだよ・・・!

満足・・・!

左のパンフレットは今回お世話になったドイツ製の非接触形状測定機Cometシステムのものである。

なんと・・・!!

価格が2400万円の計測器機なのだ。

こんな高価な計測器機を駆使して世界一のレザーに1歩づつ近づいて行く・・・スゴイ!

今日のメイン、光造形システムがRAZARTEの樹脂モデルを造っている瞬間だ。


こんな例えをすると不謹慎だと永田さんから叱られそうだが・・・

雰囲気はマクドナルドでポテトを油から揚げた瞬間・・・のようだ!

ハイテクの最先端の工業製品というよりも・・・

美味しそうな揚げたてのポテトのような愛くるしさや・・・

蜂蜜をたっぷりとふくんだドーナツ・・・という感じかな!

そうかー、昼ご飯を食べるの忘れてたんだーー! (笑)

というわけでRAZARTEの樹脂モデルが完成した。

これらのデータや素材を元に最終のモデルの設計に取りかかるのだ。

誰も作った事のない、究極のレザーを目指す・・・と掲げた大きな目標に

また1歩近づいた・・・ネ

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