似て否なるもの・・・
今回はマイクロスコープを使い、
レザルテの切断面を分析してみましょう。
まず上の二枚の写真について・・。
これはシザーズによるブラントカットの切断面です。
切り口は毛に対して直角になり、切断面の面積は最少で力強い毛先となります。
次に、この写真は上と同じモデルをレザルテでカットした時の切断面です。
45度のカットアングルとシャープな切れ味がお分かりいただけるでしょうか・・。
美しい斜めの切断面は毛先の馴染みが良く、ナチュラルドライ時にその違いが顕著に表れます。
上の2種類の切断面は、スタイルに応じてレザルテやシザーズ、更にはクリッパーやセニングを使い分ける事でスタイリストの表現方法の幅が拡がる事を意味しています。アメリカのある有名スタイリストが
「本レザーよりもシャープな、究極の切れ味がそこにある・!」
と絶賛してくださいました・・・。
この顕微鏡写真をご覧になれば皆様にもそれが納得して頂ける事でしょう。
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