戸田精工から待望のNewレザルテのサンプル1弾(写真上)が到着した。 今回は新しい製作方法(粉末成型というらしい)の素材のサンプルだ。 運の良いことに15年前の型の一部が残っていたらしく、それを使っての素材づくりとなった。
前回は型を使ってロウの雄型を作り、それを乾くと石のようになる液体の中にドブ漬けした後、焼いて中のロウを取り出した後、ステンレスを溶かして流し込む・・・という手の込んだ製法だった。 その時に初めてロストワックスという製法のことを知った山本だった。 表面に砂の粒が付着したり、細かい部分まで素材が流れなかったりと、歩留まりが悪くて当時担当していた人達を悩ませていたと聞く。 今回トライしている製法は、粉末成型という技法で、金属の粉末を含んだ樹脂を直接型に射出した後、焼いて固める・・・らしい。 これも門外漢の山本には初めて触れる技法なのでとても興味深い。 とにかく機械いじりが好きな山本にはもってこいの実験が続いているはずだ・・・笑
雰囲気としてはチタン合金の腕時計のボディの風合いで、これが成功したらとっても良い雰囲気のものが出来そうである。 しかし同じ型を使っているはずなのに製法が違うとこんなにも縮んじゃうんだねー! |
|
|